とある魔術師が建造した塔。入口が5階にあり、そこから機械式巻取篭を用いて出入する。魔術を修めていない者には進入が困難なように工夫が凝らされている。

族長ゴブレット旗下に集ったゴブリン部族『闇宴族』の拠点。部族の戦士達や乗騎である狼の飼育スペース、非戦闘員の居住区や略奪品の備蓄庫、捕虜を放り込む檻などを備え付けた砦。丘の下腹部に目立つように設えられた正面入口は斜面とバリケードから成って…

円形部分の地下はワインや水といった液体の貯蔵設備で、方形部分の地下は捕虜収容施設。また士官部屋にある隠し扉を潜って降りる避難用空間が準備されている。

運び込まれた物資を蓄積する場所。円形部分は厩舎と食糧など物資貯蔵設備、方形部分には商品の保管場所となっている。

堀を渡る橋のかかった正面入口。円形部分には兵卒の宿舎機能が揃い、方形部分には士官および術者のための部屋が配されている。

3階は坑道への出入りおよび、襲撃者に矢を射掛けるための場所。壁には矢眼が作られ、部屋には重弩と矢が設置されている。

激しい戦いの末、レッドドラゴンはついに絶命した。

ついにレッドドラゴンを打ち倒す時が来た。魔法による備えを施し、扉を開く。

部屋はこれまでの石畳とことなり、土が剥き出しになっていた。そして、奥には三つの棺桶が見える。嫌な予感は的中し、棺桶の蓋が開くと中からヴァンパイア・スポーンとグール2体が飛び出し、君たちの方へと向ってくる。

扉の前で〈聞き耳〉をすると、ぽちゃんという水音がした。扉を開くと中は貯水池になっているようだ。天井を見ると、上の階層へと続く縦穴があるのがわかる。おそらく雨水を集める仕組みになっているのだろう。だが、ここ数日雨は降っていないはずなのに、な…

取り外した扉を橋にして溝を渡りはじめると、左右の窪みに潜んでいた大型スケルトンが襲い掛かってくる。

扉を外す作業にとりかかる。かなりの音がたってしまうので、これを聞きつける怪物がいるかもしれない。君はすばやく周囲を見回し警戒をはじめた。

その部屋には「鋼鉄の処女」をはじめとする、おぞましい拷問器具が置かれていた。そして拷問部屋の片隅から耳にこびりつくすすり泣きが聞こえてくる。そちらに注意を向けると「鋼鉄の処女」の扉がひとりでに開き、中からおぞましいゾンビが飛び出してくる！

その部屋の中央部には幅3フィート、深さ20フィートほどの「溝」があった。これぐらいならば飛び越すのはなんてことはなさそうだ。しかし魔術師が念のために〔魔法の感知〕を使ってみたところ、溝の奥手に幻術のオーラを感じるという。どうやら溝の本当の幅は…

部屋の置くにはいかにも財宝がつまってそうな長櫃が置かれている。その左右には、翼ある悪鬼の石像が聳え立っている。おや、どうしたことだろう。君は右側の石像にどこか奇妙な印象を覚えた。まるで生きて動いているかのようだ……いや、じっと目を凝らすとた…

壁を攀じ登り、なんとか顎の奥へと進んでいく、そこには15フィート四方ほどの部屋が広がっていた。中央には何か文字が刻まれた怪しげな水晶球が置かれている。文字を読むとそこには共通語で「汝善を良くするものであれば球を左へ回せ。悪を良くするものであ…

広間には調度品の類はほとんどなく、目に付くものといえば、床に刻まれた紋様と正面にある頑丈そうな扉、左手の壁に描かれたベルター神のシンボルレリーフ──噛み付かんばかりの一対の牙──ぐらいしかない。〈捜索〉によって、以下のことがわかった。 扉には鍵…

「青銅製の鍵」で扉を開くと、奥には地下へと降りる階段が見つかった。どこからか湿気を孕んだ重苦しい風が巻き起こり、一行の頬を撫でる。 注意深く階段を下っていくと、小さな部屋に出た。その奥には床に奇妙な同心円が刻まれた広間が見える。

隠し扉の向こうには、巨大な鋼鉄製の扉が鎮座していた。おそらくは「青銅製の鍵」と対になるものだろう。

扉を開けると、そこにはゴブリンたちが築いた即席のバリケードが展開されていた。伝令の連絡を受けて急遽作られたもののようで、柵はまだところどころに切れ目がある。さすがに跨ぐことはできそうにないが、飛び越すのはそう難しくはなさそうだ。しかし、着…

扉をくぐると、そこには真新しい戦いの痕が残されていた。部屋には粉々に砕かれた家具の破片をはじめ、折れた矢や何か動物の死骸のようなものが転がっていた。床には真新しい血のシミが残っている。そして、よくよく見ると奇妙なことに血痕のひとつが通路の…

寺院の片隅には、ドワーフとおぼしき人物の亡骸が横たわっていた。彼の兜にはベルター神の仇敵、ジャスカー神の印が刻まれていた。おそらくは寺院討伐に携わった者の一人なのだろう。〈捜索〉してみると、壁にドワーフ語で遺言が残されていること、亡骸の一…

ゴブリン戦士と戦士長、ホブゴブリンを平らげた一行は、逃がした伝令が扉をくぐる際、奥に見えた胡乱なものが何なのかを確認する。恐る恐る中を伺った魔術師は、"それ"が赤竜の雛であると認めた。おそらく、ここ数年のうちに孵ったばかりの個体だろう。この…

扉の前で〈聞き耳〉をすると、ゴブリン語の会話が聞こえてくる。どうも別の迂回路を辿り、ゴブリン集団の首魁の所に連絡をとろうとしているようだ*1。 あわてて扉を開けると、そこにはクロスボウを配置して待ち構えていたゴブリンの一群がいた。彼奴らは一斉…

広々とした通路を進むと、曲がり角の奥からゴブリンとホブゴブリンがおぞましい罵り声をあげながら飛び出してきた。さらに、後方の壁がスライドしたかと思うとそこからも数体のゴブリンが襲い掛かってくる。挟み撃ちだ！

寺院の入口周辺を〈捜索〉すると、焚き火を炊いた形跡が見つかる。さらに〈聞き耳〉をすると、寺院の中からゴブリン語で行われている会話を聞くことができる。ゴブリン語がわかるのであれば、なにやら「持ち場について警戒せよ」と命令を下していることがわ…

ハードバイからアバー=オーズ丘陵に向って一日半ほど進み、切り立った崖の一箇所に巧妙に隠された裂け目をしばらく進んだところに寺院の入り口は存在していた。寺院の入り口は黒光りする石で組まれている。おそらくは黒曜石だろう。門の上に掲げられていたで…