ベルター神の失われた岩窟寺院 (11)
広間には調度品の類はほとんどなく、目に付くものといえば、床に刻まれた紋様と正面にある頑丈そうな扉、左手の壁に描かれたベルター神のシンボルレリーフ──噛み付かんばかりの一対の牙──ぐらいしかない。
〈捜索〉によって、以下のことがわかった。
- 扉には鍵穴などが一切なく、通常の方法では開きそうもない
- 壁に刻まれた「顎」には奥へと続く隠し扉があった
- 「顎」から奥へと続く通路はとても狭い
広間には調度品の類はほとんどなく、目に付くものといえば、床に刻まれた紋様と正面にある頑丈そうな扉、左手の壁に描かれたベルター神のシンボルレリーフ──噛み付かんばかりの一対の牙──ぐらいしかない。
〈捜索〉によって、以下のことがわかった。