寺院の片隅には、ドワーフとおぼしき人物の亡骸が横たわっていた。彼の兜にはベルター神の仇敵、ジャスカー神の印が刻まれていた。おそらくは寺院討伐に携わった者の一人なのだろう。〈捜索〉してみると、壁にドワーフ語で遺言が残されていること、亡骸の一…

ゴブリン戦士と戦士長、ホブゴブリンを平らげた一行は、逃がした伝令が扉をくぐる際、奥に見えた胡乱なものが何なのかを確認する。恐る恐る中を伺った魔術師は、"それ"が赤竜の雛であると認めた。おそらく、ここ数年のうちに孵ったばかりの個体だろう。この…

扉の前で〈聞き耳〉をすると、ゴブリン語の会話が聞こえてくる。どうも別の迂回路を辿り、ゴブリン集団の首魁の所に連絡をとろうとしているようだ*1。 あわてて扉を開けると、そこにはクロスボウを配置して待ち構えていたゴブリンの一群がいた。彼奴らは一斉…

広々とした通路を進むと、曲がり角の奥からゴブリンとホブゴブリンがおぞましい罵り声をあげながら飛び出してきた。さらに、後方の壁がスライドしたかと思うとそこからも数体のゴブリンが襲い掛かってくる。挟み撃ちだ！

寺院の入口周辺を〈捜索〉すると、焚き火を炊いた形跡が見つかる。さらに〈聞き耳〉をすると、寺院の中からゴブリン語で行われている会話を聞くことができる。ゴブリン語がわかるのであれば、なにやら「持ち場について警戒せよ」と命令を下していることがわ…